中国古銭は希少なものも多いため、その価値は非常に高く、1枚35万円の値が付くこともあります。
種類がとても多く、その種類によっては価値も大きく変わるのですが、代表的な中国古銭の買取価格を見てみると、1851年から1861年にかけて使われていた咸豊通宝であれば、25万円から35万円の価格が付く可能性があります。
1912年以降に製造された中央造幣局金錠(31.1g)は18万円、紀元前379~221年頃に使われていた三字刀は15万円程度です。
さらに同時代に使われていた空首布は4万円程度、永通萬国は3万円程度が相場となっています。
中国古銭は何であり、どのくらいで買い取ってもらうことができるのかは、専門の鑑定士に審査してもらう必要があります。
相場はあっても定価ではないので、鑑定士によっては買取価格に差が出ることも少なくありません。
そのため複数の買取専門店から査定してもらい、最も高額なところに売るのが良いでしょう。
古銭は記念硬貨と同じく多くのコレクターに人気があり、減ることはあっても増えることがないため希少性の高い骨董品です。
その中でも中国古銭は七福神などの繊細な絵柄が彫られたものが多く、硬貨マニアの間では高額で取引されています。
彫り物が美しく残存している中国古銭は美術品としても値打ちがあり、貨幣の統一に試行錯誤した隋や唐の時代に生まれた開元通宝は古代中国の歴史的ロマンを感じさせることから特に好評です。
1912年の辛亥革命により廃止された銀両や、わずか13年間しか流通しなかった法幣もその希少性から中国古銭マニアに人気があります。
中国古銭に限らず古銭は一定のコレクターが存在することから投資の対象として収集する人も存在し、転売目的で購入した人が金券ショップやネットオークションなどで売買するため、比較的入手は簡単です。
古銭の鑑定証が欲しい場合は古銭商で購入すると、古銭専門の有資格者による鑑定証も入手できます。
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